「記念撮影をしたいけれど、今撮るのは早すぎる？それとももう遅い？」

誕生日や七五三、入園・入学など、お子さまの成長に合わせた記念撮影は、『いつ撮るか』で悩まれる方がとても多いです。

実は、記念写真に絶対に正解な時期はありません。でも、知っておくと安心できる“ちょうどいい時期”の考え方はあります。

今回は写真スタジオの視点から、記念撮影のベストタイミングについてご紹介します。

記念撮影に「早すぎる」「遅すぎる」はある？

・記念別、撮影の“ちょうどいい時期”の考え方

誕生日や1歳記念、七五三、入園・入学など、記念撮影のタイミングは行事によって異なりますが、必ずしも当日に合わせる必要はありません。誕生日は前後1か月ほど余裕を持つことで体調やご機嫌に合わせやすくなります。

1歳記念も月齢に幅を持たせることで、成長に合わせた撮影が可能です。七五三や入園・入学は、前撮りや後撮りを選ぶことで混雑を避け、落ち着いた撮影ができます。行事よりもお子さまのペースを優先することが大切です。

＊1歳記念

つかまり立ちやよちよち歩きなど、成長が一気に感じられる時期。
11か月〜1歳すぎまで幅を持って考えるのがおすすめです。

座った姿、立った姿、歩き始めの瞬間など、その時期ならではの表情を残すことができます。

＊七五三

七五三は秋が本番と思われがちですが、最近は前撮り・後撮りを選ばれる方が増えています。

・混雑を避けたい
・日焼け前に撮りたい
・ゆったり撮影したい

そんな方には、時期をずらした撮影もおすすめです。

＊入園・入学記念

制服やランドセルが揃ったタイミングがひとつの目安。
桜の時期は人気ですが、混み合うことも多いため、少し時期をずらして落ち着いた撮影をする方もいらっしゃいます。

時期を少しずらすことで広がる、記念撮影の選択肢

・混雑を避けて、ゆったり撮影できる

七五三や入園・入学などのシーズンは、どうしても予約が集中しやすくなります。時期を少しずらすことで、スタジオ内も比較的落ち着いており、撮影時間に余裕を持つことができます。

慌ただしさがない分、自然な表情やリラックスした雰囲気の写真を残しやすくなります。

・お子さまの負担が少なく、機嫌よく撮影しやすい

混雑時は待ち時間が長くなったり、慣れない環境で緊張してしまうことも。時期をずらすことで、時間に余裕ができてスムーズに撮影が進みやすくなり、お子さまの負担も軽減されます。人見知りや場所見知りがあるお子さまでも、落ち着いた環境で安心して撮影に臨めます。

・ご家族も気持ちに余裕を持てる

撮影当日は、準備や移動だけでも意外と慌ただしくなりがちです。時期をずらして予約を取ることで、「間に合うかな」「混んでいないかな」といった心配が減り、ご家族全員がリラックスした気持ちで撮影を楽しめます。その余裕が、写真にも自然と表れてきます。

記念撮影の時期を決めるときに大切にしたいポイント

記念撮影のタイミングを考えるとき、「行事の日」や「一般的な時期」に目が向きがちですが、本当に大切なのはご家族それぞれの状況です。お子さまの成長やそのときの環境を少し意識するだけで、撮影の満足度は大きく変わります。ここでは、記念撮影の時期を決める際に意識しておきたいポイントをご紹介します。

・お子さまの体調や成長ペースを最優先に

月齢や年齢が近くても、成長のスピードや体調の安定具合は一人ひとり違います。無理に予定を詰め込むよりも、体調が安定している時期や、生活リズムが整っているタイミングを選ぶことで、安心して撮影に臨めます。結果的に、お子さまらしい自然な表情を残しやすくなります。

・ご家庭のスケジュールに余裕があるかどうか

仕事や園・学校の行事が重なる時期は、気持ちに余裕がなくなりがちです。少し落ち着いた時期を選ぶことで、準備や当日の流れもスムーズになり、撮影そのものを楽しむことができます。家族みんながリラックスできることも、良い写真につながる大切な要素です。

・迷ったら、スタジオに相談するのもひとつの方法

撮影時期に迷ったときは、写真スタジオに相談するのもおすすめです。これまで多くのお子さまを撮影してきた経験から、年齢や記念に合わせた無理のないタイミングを提案してくれるはずです。ひとりで悩まず、気軽に相談してみてください。

まとめ